最初の愛猫なーさん
今日もブログを見て下さりありがとうございます
本日は最初の猫、なーさんについて書きます
なーさんに出会ったのは2012.7.4のことです
その日は夕方から雨が降っており
土砂降りの中急いで家に帰るところでした
玄関を扉を開けて家に入ろうとすると
雨音に混じりにどこかで
猫の鳴き声がします
気になった私は辺りを探しました
すると
家の前の排水溝で
必死に鳴いている仔猫を発見しました
雨に濡れて衰弱していました
周りに親猫がいないことを確認し
そのまま家に連れて帰りました
たぶん人間に撫でられ
匂いを嫌った親猫が放置した
のではないかと思います
その日は体も冷えて震えていたため
タオルに包み温めてました
次の日
病院に連れて行くと
「猫風邪を引いているがこれなら大丈夫」
と診断をもらいました
一安心でした
飼う予定はなかったのですが
周りに聞いても飼える人もおらず
捨てるわけにもいかず
決心して飼うことにしました
名前をななとつけました、7月7日につけたのでななさんです
愛称はなーさんです
しばらくして気付いたのですが、男の子でした(笑)
なーさんは人懐こくて人間が好きな子でした
仔猫の時は夜中も関係なしで走り回り
私が寝ていても頭の上を走り周り・・・
そんなある日
閉めて出かけたはずの引き戸が開いている・・・
しかもちょっとだけ、不自然に
え、まさか・・と怖くなりました
引き戸を再び閉め、様子を見ていたら
なんと!なーさんが開けて入ってきました(笑)
「お前かーい!」
そんななーさんですが、2014.2月のことです
家に帰るとなーさんの様子が変でした
よく見てみると、真っすぐ歩けなくなっていて
目が揺れていました、眼振というみたいです
動物病院へ連れて行くと
三半規管が悪くなっていると言われました
特に治療法などはなく、吐き気止めなどの対症療法しかありませんでした
それからしばらくして耳が完全に聞こえなくなりました
呼びかけても反応しなくなり、触るとビックリするようになりました
聞こえないから急に触られた感覚なのでしょう
動物病院でも耳が完全に聞こえてないですねと言われました
相変わらず吐き気や眩暈などがあり、だんだんと食事の量も減っていきました
水もあまり飲まなくなり、こたつに横になっていることが増えました
ある日様子を見てみると座れなくなっており
動物病院へ連れて行きました
検査の結果、脱水と腎臓の値が悪く、自力で座れなくなっていて
医師からはもう歩けないと思う、いつ急変してもおかしくない
点滴をして様子をみましょうと言われました
結局点滴を帰りました
家に連れて帰っても前足だけで
体を引きずり動く姿が
とてもつらく苦しそうでした
頭を撫でると気持ちよさそうに
目を細めますが
撫で終わると苦しそうにぐったりします
食事も水も取らず
徐々に衰弱していくなーさん
どうにか回復してほしいと願うも
やはり症状は一向に良くならず
日に日に悪くなっていき
苦しそうに鳴く姿に心が痛くなりました
このままなーさんが
ずっと苦しい思いをするのであれば…
手が離せない仕事中などに
急変するようなことがあれば…
ずっとそんなことが頭を巡り
3日間悩みに悩んで
決断することにしました
安楽死 させることにしました
病院へ連れていき
先生から最後の確認をされて
最後の抱っこ
注射を打たれても反応する力も残っておらず
私の腕の中で
徐々に眠っていくなーさん
寝顔はすごく安らかな顔をしていました
あの日のことは今でも忘れられません
亡くなりました
5才でした
まさかこんなに早く亡くなるとは・・・
正直今でもこの決断が正しかったのか
わかりません
なーさんは最後の最後まで
生きたがっていたのかもしれません
ちゃんと火葬してあげて、合同墓に入れました
我が家には小さいカプセルに少しだけ入れてもらった遺骨があります
なーさんは今でも私たちのことを空から見てくれていると思います
ちょっと悲しいお話になったんですが
最後まで見て下さりありがとうございました
では、今日はこの辺で
またね~
写真はなーさんです