猫がかかりやすい病気②
今日もブログを見て下さりありがとうございます
本日は昨日の続き、猫がかかりやすい病気についてです
・糖尿病
肥満、偏った食事などが原因ですが
ウイルス感染や遺伝、免疫疾患などが原因になることもあります
インスリンの分泌が足りない時や肥満によって
インスリンの効き目が低くなってしまうと
発症する可能性が高くなるそうです
☆対処法
太りすぎないように食事の管理
十分に運動できる環境をつくってあげること
糖尿病の主な症状で多飲多尿があるので
飲んでいる水の量やおしっこの量の管理
インスリン投与(1日2回)
・尿石症
尿に含まれているさまざまな成分が結晶化し
腎臓や膀胱などを含む尿の通り道で結石となる病気です
水分を十分にとってなかったり
遺伝や尿路に細菌が入って起きた炎症がきっかけという場合もあるそうです
おしっこの回数が多かったり血が混じっていたり
発熱や食欲がない場合や
おしっこの時に痛がるようであれば要注意です
結石が詰まって尿が全く出ない状態になると
命にかかわることがあるそうです
☆対処法
ストレスのない生活
水を飲みやすくする
十分な数のトイレを準備する
遊ぶ時間を増やし太りすぎや運動不足を解消するようにする
・歯肉炎、歯周炎
歯石や歯垢の中の細菌が原因で
猫ではウイルス感染と免疫力の低下が原因でも発症する
歯周病には比較的軽度な状態の歯肉炎と
歯茎以外の歯の根元まで炎症が広がっている歯周炎とがあり
口の中の免疫バランスが悪くなっていたり
歯磨きを定期的にしていなくて歯石がついたままの状態が続くと
発症する可能性が高くなるようです
正常な歯茎の色はピンク色ですが
歯周病では赤く腫れて出血や口臭などの症状がみられます
痛みにより食欲が落ちることもあり状態がひどいときは
歯を抜かなくてはならない場合もあります
☆治療法
全身麻酔をして歯石を除去する
歯周ポケットに入り込んでいる歯垢もきれいに取り除く
ぐらつきが酷いときは抜歯して縫合する
歯石を除去した歯の表面をつるつるに磨き
口腔内を定期的に洗浄する
☆歯磨きを嫌がる場合の代用品
・綿棒
柔らかい綿棒は歯肉への刺激が少なく歯磨き初心者にはぴったりです
綿棒の先に歯磨き粉をつけて
歯の根元の歯垢がたまりやすいところを磨いてあげる
しかし、猫が綿棒の先をかじり
綿を飲み込まないように気を付けてください
・猫用歯磨きシート
指に巻いて使うタイプの歯磨きアイテム
歯磨き剤がすでに染み込ませてあるものが主流で楽です
ただ、指を噛まれないように注意しましょう
・猫用歯磨きガム
おそらく最も簡単で猫も喜ぶデンタルアイテム
しっかり噛むことで歯垢を除去できるような
素材や形状に工夫があり毎日のおやつに取り入れるとよいそうです
ただ、あげすぎると今度は体重の心配がでてくるので
適正な量を守ってあげてくださいね
また続きは次回でお話しします
では、今日はこの辺で
またね~
写真はすやすやぽろくんです