猫がかかりやすい病気③
今日もブログを見て下さりありがとうございます
本日も昨日の続きで猫がかかりやすい病気についてお話しします
・膵炎
嘔吐や下痢などの症状があり
激痛を伴うものは急性膵炎
症状がないままの慢性膵炎
糖尿病の猫が慢性膵炎になることもあります
中高齢の猫がよくかかる病気ですが
品種や性別によっての差はほとんどないそうです
☆対処法
定期的な健康診断
バランスのとれた食事
・鼻炎
初期症状はくしゃみ、水っぽい鼻水
悪化すると粘液性のある膿、鼻水に血液が混ざる場合もある
鼻で呼吸ができなくなるとごはんの匂いがわからず
食欲がないなどの症状が現れることもある
原因はウイルスや細菌感染などで
乾燥した部屋、寒い部屋では鼻炎になりやすい
☆対処法
感染予防のワクチン
寒さ対策
・副鼻腔炎
鼻炎が長引き、慢性化するなどが原因で発症する
症状は粘り気のあるドロッとした膿性のある鼻汁やくしゃみ
鼻汁がうまく出せずにそのまま副鼻腔のたまってしまうと蓄膿症になる
呼吸がしづらいので荒い呼吸音になる
☆対処法
副鼻腔炎になる前の鼻炎の段階での治療
予防のためのワクチン
ウイルスをもらわないように屋内飼育する
・上部気道炎
猫カリシウイルスと呼ばれる
猫の間ではよくみられるウイルスが感染した際に
引き起こされる病気で
鼻水やくしゃみ、目のまわりの汚れ
結膜炎、角膜炎、歯肉炎、口内炎などが症状です
鼻が詰まっていたり口の中の痛みで
食欲が減少することもあります
☆対処法
ウイルスは他の猫から感染するのがほとんどなので
症状のある猫と接触させることを避けましょう
多頭飼育の場合は別の部屋に隔離して
トイレやお皿などの消毒・殺菌などの徹底をしましょう
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで発症します
甲状腺機能亢進症が進行していると
外から触ってわかるほどの大きさになることもあります
行動が活発になったり、落ち着きがない、噛んだり
絶えず鳴きだしたりなどの行動
水を飲む量が増える
食欲増進しているのに痩せたり、脱毛など見た目も変わってきます
☆対処法
定期的な検診
様々な病気との関連が知られていて早期発見や
適切なコントロールが必要
ウイルスに感染している猫の糞便や尿、分泌物などを
口や鼻から接種することで感染する
体重が減る、元気がない、熱が出る
お腹や胸の部分に水が溜まることで肺を圧迫し呼吸困難になる
脳内に炎症を起こしたり
目に異常がみられるなどの症状もあります
☆対処法
外の猫との接触を避けて室内でストレスのない生活をする
猫伝染性腹膜炎になってしまうと治療法がなく
長生きを望むこともできません
ウイルスに感染しないように室内飼いにしましょう
・巨大結膜症
腸の働きが悪くなって溜まった便が硬くなり
排泄が難しくなることから進行します
結腸の壁が伸びきってしまい機能を失って
便秘、しぶり、頻繁な排便などに加え
嘔吐や食欲不振などが症状です
☆対処法
しっかりと運動をさせて太らせない
ストレスのない生活をさせる
排便しやすい環境作り
便の様子を毎日チェックして異常がみられたら要注意です
長くなりましたが、これが猫がかかりやすい病気になります
どの病気にも関係しているのが
ストレスを与えない、定期的な検診です
猫は体調不良をあまり表に出さないので
毎日の健康チェックも大切です
ちょっとした変化にも気づいてあげましょう
では、今日はこの辺で
またね~
写真は呼ばれて振り返るはちです